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企業別の顔採用

ユアサ商事は顔採用?専門商社の一般職に噂が立つ理由

2026.08.31 公開

「ユアサ商事の一般職は美人が多い」「専門商社は顔採用があるらしい」。就職活動中にこの手の噂を見て、エントリーをためらっていませんか。

この記事の目次開く・閉じる
  1. ユアサ商事に一般職はある
  2. 初任給に出ている区分の差
  3. なぜ専門商社の一般職に噂が集まるのか
  4. 確認できなかったこと
  5. 会社そのものを見ておく
  6. 面接までに整えられること
  7. よくある質問
  8. まとめ

ここでは、ユアサ商事の採用サイトと会社公式ページに書かれている内容だけを使って、何が確認できて、何が確認できないのかを分けて整理します。

この記事の結論

ユアサ商事には総合職と一般職の2区分があり、一般職から総合職へ転換するコースが公式に用意されています。採用基準に容姿を挙げた記載はどこにもありません。噂が立つ理由は、この「別区分がある」という構造そのものにあります。

ユアサ商事に一般職はある

まず事実確認から。ユアサ商事のキャリア採用ページには、職種区分として総合職と一般職が明記されています。さらに、一般職には次の2つの転換コースが用意されていると書かれています。

  • 上級一般職への転換コース
  • 総合職への転換コース

ここは見落とされがちな点です。一般職を「入口も出口も固定された枠」だと思って敬遠する人がいますが、少なくともユアサ商事は公式に転換の道を用意していると書いています。

初任給に出ている区分の差

新卒採用サイトに掲載されている2024年度予定の初任給です。

区分学歴初任給(月給)
総合職大学院卒280,000円
総合職4大卒268,000円
一般職4大卒・大学院卒228,000円

4大卒同士で比べると、総合職と一般職の差は月4万円です。同じ学歴でこの差がつく理由は、担う役割と転勤の有無が違うためで、容姿とは関係がありません。

そして、この「同じ学歴で区分が分かれる」構造こそが、噂が生まれる場所です。

なぜ専門商社の一般職に噂が集まるのか

当サイトでは、顔採用の噂が立つ企業には型があることを繰り返し確認してきました。ユアサ商事はその典型に当てはまります。

噂が立つ条件ユアサ商事の場合
総合職とは別の職種区分があるあり(総合職/一般職)
その区分に女性が多い単体1,103名のうち女性443名(2023年3月末)
拠点で顔を合わせる機会がある全国31拠点。来客対応のある職場

職種別の男女比は公表されていないため、女性443名が一般職に偏っているかどうかは確認できません。ただ、一般職という区分があり、女性比率が4割ある会社では、外から見ると「一般職=女性が多い部署」という印象が先にできます。

そこに「揃って見える」という感想が乗り、「顔で採っているのでは」という説明が後から貼られる。これが噂の作られ方です。

同じ構造は岩谷産業でも起きています。関西の専門商社という似た立ち位置なので、あわせて読むと違いが分かります。

確認できなかったこと

当サイトの方針として、調べて分からなかったことはそのまま書きます。ユアサ商事について、公表されていないものは次のとおりです。

  • 一般職の応募者数と倍率——公表されていません。ネット上の「倍率◯倍」という数字に一次資料は見当たりませんでした
  • 職種別の男女比——全体の男女数は公開されていますが、総合職・一般職の内訳は出ていません
  • 選考で見ている評価項目——募集要項に評価基準の記載はありません

採用基準に容姿を挙げている企業はありません。書けば就職差別として問題になるためで、これはユアサ商事に限った話ではありません。

会社そのものを見ておく

噂よりも、こちらのほうが応募の判断材料になります。公式サイトで確認できる範囲です。

項目内容
事業モノづくり・すまいづくり・環境づくり・まちづくりの4分野を扱う専門商社
取引先販売先 約20,000社/仕入先 約6,000社
従業員数単体1,103名(男性660名・女性443名)/連結2,389名(2023年3月末)
拠点全国31拠点
勤務時間9時〜17時(昼休憩1時間)。平均退社18時22分(2023年度実績)
年間休日約120日

創業350年を超える老舗で、扱う分野が広いのが特徴です。営業として何を売るのかが自分の関心と合うかどうかのほうが、容姿より何倍も選考に効きます。

面接までに整えられること

顔立ちは変えられませんが、商社の面接で見られている部分はほぼ全部変えられます。

よくある質問

ユアサ商事の一般職の倍率はどれくらいですか。
公表されていません。応募者数も採用人数の内訳も出ていないため、倍率を算出する材料がありません。数字を挙げているページはありますが、一次資料の出どころが確認できませんでした。
一般職で入ると総合職にはなれませんか。
キャリア採用ページに、上級一般職への転換コースと総合職への転換コースがあると明記されています。運用の実績数までは公表されていないので、選考の場で確認するのが確実です。
総合職と一般職で、初任給以外に何が違いますか。
公式に確認できるのは初任給の差(4大卒で月4万円)までです。一般的に総合職は転勤があり、担当する範囲が広くなります。具体的な違いは説明会で聞いてください。
見た目に自信がなくても応募していいですか。
問題ありません。募集要項に容姿に関する条件は一切ありません。応募資格を満たしているなら、それが会社が示している基準のすべてです。
次に読む 面接で印象が良くなる話し方・声・姿勢の整え方

まとめ

  • ユアサ商事には総合職と一般職の区分があり、一般職から総合職への転換コースが公式にある
  • 初任給は総合職4大卒268,000円に対し一般職228,000円。差の理由は役割と転勤で、容姿ではない
  • 噂が立つのは「別区分があり、女性比率が4割ある」という構造。職種別の男女比は公表されていない
  • 一般職の倍率・応募者数は公表されておらず、出回っている数字に一次資料は見当たらない
  • 募集要項に容姿の条件は無い。整えるべきは清潔感・表情・話し方と、4分野への関心の具体性