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就活・転職戦略

自己PRの作り方|経験を言葉にするシートと事務・接客の練習例

2026.09.13 更新

自己PRが「真面目です」「協調性があります」だけで終わるなら、強みの言葉を増やすより、実際にした行動を具体化してみてください。顔立ちの印象を覆すためではなく、仕事に関係する経験を相手が理解できる形にするための準備です。

この記事の目次開く・閉じる
  1. 最初に、応募する仕事の言葉を抜き出す
  2. 自己PRの作成シート
  3. 練習例:抽象的な強みを、行動の説明に変える
    1. 事務の仕事を想定する場合
    2. 接客の仕事を想定する場合
  4. 志望動機は「その仕事を選ぶ理由」を別に書く
  5. 声に出して確かめる問い
  6. よくある質問
  7. 完成の目安は、追加質問に答えられること
  8. 確認できなかったこと
  9. 参照資料と例文の位置づけ

このページでは、手元のメモに写せる作成シートと、事務・接客を想定した練習例を用意しました。例文は編集部作成の架空のものです。実際の内定者の文章でも、選考通過が検証された回答でもありません。

最初に、応募する仕事の言葉を抜き出す

厚生労働省の公正な採用選考の基本は、仕事に必要な適性・能力に基づく判断です。自己PRも「自分は魅力的な人間か」ではなく、「この仕事に関係する何を説明できるか」から考えます。

応募要項の仕事内容から、気になる行動を抜き出してください。「データの確認」「顧客への案内」「関係部署との調整」などです。募集に書かれていない評価基準を想像して足す必要はありません。

自己PRの作成シート

書き出す問い
場面どこで、誰と、何に取り組んだか。
自分の役割チーム全体の仕事のうち、自分が担当した部分は何か。
困っていたことどんな食い違いや不足があったか。何を見て気づいたか。
自分の行動何を確認し、誰に相談し、どんな手順に変えたか。
確かめられた結果何が変わったか。記録がなければ数値を作らず、観察できた変化を書く。
限界と学びできなかったことは何か。次に同じ場面なら何を変えるか。
応募職種との接点この行動が、募集要項のどの仕事と関係するか。

アルバイトや授業、家庭で継続した役割なども整理の対象にできます。ただし、仕事上の専門知識を持っていることと、似た行動を経験したことは区別してください。

練習例:抽象的な強みを、行動の説明に変える

事務の仕事を想定する場合

書き出し:「私は正確性があります。事務職に向いています。」

具体化した練習例:「サークルの備品管理で、購入記録と保管場所が一致しないことがありました。私は品名と保管場所の一覧を作り、不明な品は購入担当者に確認しました。引き継ぎ時には、未確認の品を分けて伝えました。この経験から、分からない情報を推測で埋めず、確認して記録することを大切にしています。」

追加で確かめること:一覧を作ったのは本人か。どの記録が残っているか。引き継ぎ後の結果まで分かるか。分からない結果を「ミスをなくした」と言い換えないようにします。

接客の仕事を想定する場合

書き出し:「私は明るく、誰とでも話せます。」

具体化した練習例:「売場で商品の場所を尋ねられ、用途まで確認すると、別の商品も候補になると分かりました。自分では仕様を判断できなかったため、担当者に用途を伝えて案内を引き継ぎました。会話を続けることだけでなく、必要な情報を確かめて適切な人につなぐことを意識しています。」

例文の出来事をそのまま自分の経験にしないでください。自分の行動に置き換えられない部分は使いません。

志望動機は「その仕事を選ぶ理由」を別に書く

自己PRは経験の説明、志望動機は応募先を選ぶ理由です。文章を使い回して両方同じ内容にしないよう、次の順にメモを作ります。

  1. 公式の職種紹介で関心を持った具体的な業務。
  2. その業務をやりたいと思った、自分の経験や問題意識。
  3. 今できることと、これから学ぶ必要があること。
  4. 働き方や勤務地など、応募判断で確認した条件。

「御社の理念に共感しました」だけで終わるなら、どの事業や仕事にどう関わりたいかを補います。企業が実施していない事業や制度を、他社の例から混ぜないことも大切です。

声に出して確かめる問い

  • 相手は、自分が何をした人なのか説明できるか。
  • 成果をチームから自分へすり替えていないか。
  • 数字、役職、顧客の反応に、確認できる根拠があるか。
  • 覚えた文章を再生するだけでなく、追加質問に自分の言葉で答えられるか。

練習相手には「採用されそうか」ではなく、「説明が足りない箇所はどこか」を聞きます。学校のキャリアセンターなど、利用できる相談先で確認しても構いません。有料支援への申込みは必須ではありません。

よくある質問

数値の実績がありません。
作る必要はありません。作った記録、引き継いだ内容、確認した手順など、実際に説明できることを書いてください。
顔に自信がないことを伝えるべきですか?
自己PRの主題にする必要はありません。質問された仕事に関わる経験や準備を説明します。不適切な発言への対応は、自己PRとは別の問題として相談できます。

完成の目安は、追加質問に答えられること

きれいな言葉に整える前に、場面・役割・行動・結果が自分の経験と一致しているかを確認しましょう。面接後の修正には振り返りメモ、前日の準備にはチェック表を使えます。

確認できなかったこと

  • 上記の例文を使用した場合の通過率や、容姿への評価を変える効果。
  • 各企業の非公開の採点基準。
次に読む 顔に自信がない人の面接対策|第一印象で損しない方法

参照資料と例文の位置づけ

確認日:2026年9月13日。採用選考の原則は厚生労働省「公正な採用選考の基本」(公開・更新年は確認できず)を参照しました。シート、例文、確認手順は編集部作成の提案であり、同省の教材や実在する内定事例ではありません。