就活中の学生リクルートって「顔採用」があるって噂、本当ですか?
キラキラした美男美女しか受からないなら、自信がない私は諦めた方がいいのかな……。
就職活動や転職活動中、志望企業の採用基準についてネットで検索し、根拠のない噂に不安を煽られていませんか?
特にリクルートのような人気企業の場合、「顔採用がある」「美男美女ばかり」といった都市伝説がまことしやかに囁かれています。鏡を見て「自分には無理かも」とエントリーボタンを押すのをためらってしまう気持ち、痛いほどよく分かります。
しかし、元採用担当としての結論を先に申し上げます。
リクルートに、単なる造形の美醜で合否を決める「顔採用」は存在しません。
ただし、「リクルートが好む顔つき」は確実に存在します。それは生まれ持った顔立ちではなく、あなたの「内面から溢れ出るエネルギー」や「意思の強さ」が表れた表情のことです。
この記事では、リクルートが求める「顔」の正体を解き明かし、面接官に「こいつと一緒に働きたい」と思わせるための具体的な印象管理術を解説します。これを読めば、自信を持って面接に挑めるようになるはずです。


人材・組織開発領域
リクルート在籍時に1,000人以上の面接を担当。「顔採用」という都市伝説を論理的に否定し、本質的な「人間力」と「個の強さ」がいかに評価されるかを現場視点で発信しています。
リクルート顔=「意思の強そうな顔」
「リクルート顔」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。しかし、これはアイドルやモデルのような整った顔立ちを指すのではありません。現場で多くの社員を見てきた経験から言えば、それは「自分の人生を自分でコントロールしている人の顔」です。
美醜よりも「目力」と「表情の豊かさ」
リクルートの面接官が見ているのは、パーツの配置ではありません。その人が話している時の「目力(めぢから)」と「表情の動き」です。
リクルートには「圧倒的当事者意識」という文化があります。困難な課題に直面したとき、他責にせず「自分がどうにかする」と腹を括れる人かどうか。そうした覚悟は、不思議と目に宿ります。
- NGな顔つき: 視線が定まらない、愛想笑いで本心が見えない、目が死んでいる。
- OKな顔つき: 相手の目を真っ直ぐ見て話す、悔しい話をする時は悔しそうな顔をする、夢を語る時は目が輝く。
【結論】: 面接前は鏡を見て「口角」ではなく「目」を確認してください。
なぜなら、作り込まれた笑顔よりも、真剣な眼差しの方がリクルートの面接官には響くからです。「この人は本気で人生に向き合っているか?」という問いに対し、目は口ほどに物を言います。
自分の言葉で語れる人の顔つき
リクルートでは、借り物の言葉(マニュアル通りの回答)はすぐに見抜かれます。自分の原体験に基づき、自分の言葉で語っている時、人は最も魅力的な表情になります。
いわゆる「顔採用」と誤解される人たちは、単に顔が整っているのではなく、「自己開示を恐れず、自信を持ってコミュニケーションを取れる人」であることが多いのです。その自信が、結果として「良い顔つき」を作っています。
多種多様なバックグラウンドを受け入れる土壌
「リクルート=陽キャ・体育会系」というイメージが強いかもしれませんが、実際は非常に多様です。論理的で静かなエンジニア、奇抜なファッションのクリエイター、泥臭い営業マンなど、多種多様な「個」が混在しています。
共通しているのは、「自分はこれが好き」「自分はこうしたい」という強烈な自我(エゴ)を持っていること。そのエネルギーが外見にも滲み出ているため、結果的に「キャラが濃い=顔が印象に残る」という現象が起きています。
ホットペッパービューティー等の部署による違い
一言でリクルートと言っても、配属される事業部によって求められる雰囲気(カラー)は異なります。これが「顔採用」の噂の一因になっている可能性があります。
事業部ごとの雰囲気比較
各事業部が対峙するクライアント(顧客)の属性に合わせて、好まれる雰囲気も変わってきます。
| 事業領域 | 主なサービス | 好まれる雰囲気・特徴 |
|---|---|---|
| 美容・ライフスタイル | ホットペッパービューティー ゼクシィ | トレンド感度・華やかさ 美容室や結婚式場が顧客のため、身だしなみやセンスが重視される傾向。 |
| 人材・HR | リクナビ リクルートエージェント | 誠実さ・信頼感 企業の経営層や人事と対峙するため、清潔感と落ち着きが重要。 |
| 住宅・不動産 | SUUMO | 親しみやすさ・快活さ 不動産会社やデベロッパーとの関係構築力が求められる。 |
| 企画・開発 | 全般(プロダクト開発) | 論理性・個性的 服装自由度が高く、見た目よりもスキルと発想力が完全重視される。 |
美容系部署はトレンド感度が高い人が多い
特に『ホットペッパービューティー』などの美容領域では、クライアントが美容師やエステティシャンです。営業担当者がトレンドに疎かったり、身だしなみに無頓着だったりすると、「この人に集客を任せて大丈夫か?」と不安を与えてしまいます。
そのため、結果的に「おしゃれな人」「美容に関心が高い人」が多く採用される傾向にあります。これを外から見ると「顔採用」に見えるかもしれませんが、実際はビジネス上の必要性(顧客への提供価値)に基づいた採用基準です。
営業職は「可愛がられ力」が武器になる
リクルートの営業現場では、クライアントの懐に飛び込む「可愛がられ力(愛嬌)」が強力な武器になります。これは顔の造形ではなく、「素直さ」や「愛想の良さ」といったコミュニケーション能力の一部です。
リクルート面接で好印象を与えるコツ
では、具体的にどのような対策をすれば、リクルートの面接で「採用したい」と思われる印象を作れるのでしょうか。明日から実践できるポイントを紹介します。


Tシャツ面接OKでも清潔感は必須
リクルートは服装自由な面接が多いですが、「自由=だらしない」ではありません。Tシャツやジーンズで面接に臨む場合でも、以下の点には細心の注意を払ってください。
- 服にシワや汚れがないか
- 髪型は整っているか(寝癖は論外)
- サイズ感は合っているか
「清潔感」は相手への最低限のリスペクトです。ここが欠けていると、「仕事も雑そうだな」というネガティブな評価に直結します。
作り笑顔より、本音で話す時の真剣な表情
一般的な面接では「常に笑顔で」と指導されることがありますが、リクルートでは逆効果になることもあります。深刻な課題や自分の失敗談を話しているのに、ヘラヘラと笑っていては「本気で考えていない」と捉えられかねません。
真剣な話をする時は、真剣な顔をする。楽しい話をする時は、思い切り笑う。この「感情と表情の一致」が、あなたの言葉に説得力を持たせます。
「お前はどうしたい?」に答えられる自信
リクルートの代名詞とも言える質問、「で、お前はどうしたい?」。
この質問を投げかけられた時、視線を逸らさずに答えられるかどうかが勝負です。答えの内容以上に、「自分の意思を堂々と主張できる態度」が見られています。自信がない時は、事前に徹底的に自己分析を行い、「なぜ自分はそう思うのか」を深掘りしておくことが、結果として良い表情を作ります。
よくある質問(FAQ)
まとめ:顔を変えるのではなく「マインド」を変えよう
リクルートに「顔採用」はありませんが、「リクルートで活躍できそうな顔つき」は存在します。それは、整形やメイクで取り繕うものではなく、あなたの内面にある「意思」や「エネルギー」が形になったものです。
もし「顔採用」という言葉に怯えているなら、まずは鏡の前で自分に問いかけてみてください。「私は何がしたいのか?」「どうなりたいのか?」。その答えを自分の言葉で語れるようになった時、あなたの顔は間違いなく、面接官を惹きつける「リクルート顔」になっているはずです。
それでも「自分の見せ方に自信がない」「客観的にどう見られるか不安」という方は、リクルートへの転職支援に強いエージェントに相談し、模擬面接でフィードバックをもらうことを強くおすすめします。
参考文献・出典
リクルート 採用情報 – 株式会社リクルート
※本記事は筆者の実体験および一般的な企業分析に基づき執筆されています。

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